若宮八幡神社の神楽

simobasira2005-10-01

思い立ち、車で南へ2時間ほどの南アルプス市(!)古市場(ふるいちば)の若宮八幡神社へ神楽を見に行ってきた。果樹、刈入れ途中の水田、住宅がモザイク状に入り混じった風景の中、今では舗装道路となっている参道を歩いてゆく。それほど広くない境内地の隣地は小学校になっている。すでに境内は拝殿のすぐ前まで出店で埋まっていた。
到着したのは午後4時を少し過ぎた頃だが、笛と太鼓の音が聞こえてくる。神楽は、すでに始まっているようだ。神楽殿では女の子たちが浦安の舞を舞っていた。神楽の合間々々に地元の女子中学生が舞うのだそうだ。*1屋台で求めた焼きそばなど食べつつ、まったりと舞を観る。
というわけで、神楽。あまりにまったり見物していたので、何もメモを取っていない。何か宗教的熱狂という言葉が頭に浮かぶ画像だが。一差し舞ったあとに舞い手が、三方に乗せた御札を観衆に向かって撒いていた。地域では、ちょっとした縁起物のようだ。子どもたちは熱心に掴み取ろうとしていた。神楽は夜を徹して奉納される。境内には、いつまでも笛の音が響いていた*2

*1:画像は、肖像権と個人情報の関係で不自然なトリミングとなっております。

*2:と、きれいに結びたいところだが、実際には程ほどのところで神楽を止めるみたい。